【独学・一発合格】中小企業診断士「運営管理」の勉強法!苦手でも受かるコツを解説

中小企業診断士・一次試験の「運営管理(オペレーション・マネジメント)」は、全7科目の中でも、企業経営理論や財務・会計と同様に、二次試験や実務でも必要になる重要な科目です。

運営管理で出題される内容は、製造業や小売業にとっては最重要の項目であり、中小企業診断士としてこれらの業種に対して助言をするには必須の知識です。

しかし、今まで実務で製造・販売に携わったことのない受験生も多く、イメージがつかみにくい分苦手としている方も多い科目となっています。

この記事では、令和5年度の一次試験で独学・一発合格できた私が、運営管理(オペレーション・マネジメント)の概要や難しさをお話しした上で、合格のポイントと具体的な勉強方法を紹介します。

中小企業診断士・一次試験は、どの科目も平均合格率が20%程と、合格は決して簡単ではありません。

それぞれの科目で、出題される論点や、得意不得意、難しさの理由も異なります。

しかし、科目ごとの攻略法を知り計画的かつ効率的に学習を進めることができれば、独学・一発でも合格することは可能です。

実際に受験して感じた私の経験をもとにお話ししますので、是非学習を進める際の参考にしてくださいね。

この記事でわかること
  • 運営管理の概要(出題範囲・難易度・合格率・二次試験との関連性など)
  • 運営管理の合格率が低い難しさの理由
  • 実際に運営管理を勉強・受験して感じたこと
  • 独学・一発合格のためのポイント
  • 私が実践した具体的な勉強方法
目次

運営管理(オペレーション・マネジメント)の概要

まず前提として、運営管理(オペレーション・マネジメント)とはどのような試験内容であるのかを解説します。

科目設置の目的

中小企業診断士試験の申込案内には、各科目の設置目的が記載されており、運営管理の目的設置は以下の通りです。

(科目設置の目的)
中小企業の経営において、工場や店舗における生産や販売に係る運営管理は大きな位置を占めており、また、近年の情報通信技術の進展により情報システムを活用した効率的な事業運営に係るコンサルティングニーズも高まっている。このため、生産に関わるオペレーションの管理や小売業・卸売業・サービス業のオペレーションの管理に関する全般的な知識について、以下の内容を中心に判定する。

r06_1ji_annai.pdf (j-smeca.jp) 令和6年度中小企業診断士 第1次試験案内・申込書より引用

記載の通り、中小企業の中でも「製造業」や「小売・卸売業」を営む企業数は非常に多くなっています。

そのため、中小企業診断士として、これらの業種に関する生産・販売のオペレーションを知り、アドバイスできる能力は欠かせません。

実際、製造業のオペレーション改善に特化した活動を行う診断士の方もいらっしゃるようです。

企業がより効率的に生産活動を行い、より効果的な販売施策が行えるよう、その基礎となる知識を身に付けることが求められます。

特に、「情報システムを活用した効率的な事業運営に係るコンサルティングニーズ」という記載の通り、各種システムを活用して業務効率化を図る施策は、運営管理のみならず事例Ⅲでも頻出の内容となっています。

出題範囲

運営管理(オペレーション・マネジメント)の出題範囲は大きく「①生産管理」と「②店舗・販売管理」2つに分類されています。

それぞれの出題内容について詳しく見てみましょう。

①生産管理
  • 生産管理概論
  • 生産の管理
  • 作業の管理
  • 設備の管理
  • 物の管理
  • その他生産管理に関する事項

「①生産管理」では、主に製造業の行う生産活動について、より効率的・効果的に生産を行うための施策を考えます。

生産管理は、「Q:Quality(品質)」「C:Cost(コスト)」「D:Delivery(数量および納期)」の3つの観点から管理をするものです。

つまり、「より良いもの」を、「なるべくお金をかけず」に、「期限通りに適量を生産する」ことを目指します。

そのために、生産計画の立案方法や在庫の発注・管理方法、設備のレイアウト配置などの具体的な手法を学習します。

生産活動を行う企業に対して、「QCD」の向上を図り生産効率を高めるための様々な手法を学び、実際に助言を行うための知識・ノウハウを身に付けることが「①生産管理」では求められます。

2.店舗・販売管理
  • 店舗・商業集積
  • 商品仕入・販売(マーチャンダイジング)
  • 商品補充・物流
  • 流通情報システム
  • その他店舗・販売管理に関する事項

「②店舗・販売管理」では、生産した商品を流通・販売するときのことを考えていきます。

卸売・流通業者にとっては、どのくらい在庫を仕入れ、どのように在庫を管理するのかを検討するときには、売れ行きを分析しつつ適切な在庫量を把握し、バーコードなどを活用して抜けもれなく管理しなければなりません。

また、小売店や商業施設にとっては、より販売を促進するために、どのような店舗レイアウトで広告を打つのか、仕入れ方法は時期はどうするのかを検討します。

このとき、中小企業診断士としては、商品仕入や店舗レイアウト・広告効果についての知識に基づき、より効率的・効果的な流通・販売が行えるように助言が行える必要があります。

このように「②店舗・販売管理」では、卸売・小売業を営む企業に対して、その流通・販売を効果的に行うための手法を学び、助言を行うための知識・ノウハウを身に付けることが求められます。

試験時間や配点

運営管理の試験時間は90分、配点は100点/700点です。

日程科目配点試験時間
1日目経済学・経済政策100点60分
財務・会計100点60分
企業経営理論100点90分
運営管理(オペレーション・マネジメント)100点90分
2日目経営法務100点60分
経営情報システム100点60分
中小企業経営・政策100点90分
r06_1ji_annai.pdf (j-smeca.jp) 令和6年度中小企業診断士 第1次試験案内・申込書

運営管理(オペレーション・マネジメント)では、約40問ほどが出題されます。

そして、1問2点もしくは3点の問題が出題され、問題によって配点が異なることが特徴です。

他の科目に比べて試験時間長く問題数も多いため、集中力を切らさず政党正答を積み重ねる必要があります。

合格率の推移

運営管理(オペレーション・マネジメント)の、過去18年間の平均は17.4%です。

中小企業診断士資格取得を目指す方に中小企業診断士試験のご案内です (j-smeca.jp)を元に作成

年度によって合格率にムラがありますが、年々難化している傾向にあると言われています。

実際、私が受験した2023年度試験では、運営管理が非常に難化したと言われており、受けた所感としても過去問よりもかなり難しい難問が多く手ごたえが全くありませんでした。

始めて見る内容や計算問題が多く、今後も難化傾向が続く可能性は大いにありそうです。

基本的な論点は押さえつつ、最新年度の過去問を対策することで変化に対応することが求められるでしょう。

目安となる勉強時間

大手予備校や受験者による声としては、約150時間の勉強が必要と言われています。

全7科目の中でも、「企業経営理論」や「財務・会計」と並ぶ最重要科目のひとつと言われており、勉強時間を長めに確保する受験者が多いようです。

しかし、他の試験科目の学習状況や得意・不得意によっても変動します。

二次試験の事例Ⅲとの関連度も高いことを考えると、他の科目よりも多めに勉強時間を割く価値のある科目と言えるでしょう。

二次試験との関連度

運営管理(オペレーション・マネジメント)の二次試験との関連度:★★★

運営管理は、二次試験の「事例Ⅲ」と直結しています。

二次試験の「事例Ⅲ」は、主に製造業を営む事例企業に対し、製造工程や管理方法についての現状を与件文から読み取り、適切な助言を記載するという内容です。

運営管理で学習する知識・ノウハウが直接的に生かすことができるため、運理管理を得意になっておくことで二次試験を有利に進められるかもしれません。

運営管理(オペレーション・マネジメント)の難しさ

運営管理(オペレーション・マネジメント)の合格率は約17%と、難易度の高い試験となっています。

ここでは、運営管理の合格率が低くなっている、難しさの理由を考察します。

膨大な出題範囲

運営管理に限らず、中小企業診断士・一次試験の一番の難しさは、全7科目の出題範囲が膨大過ぎることでしょう。

1科目だけでもかなりの学習範囲になる上、その知識を定着させつつ7科目を学習する必要があります。

特に運営管理では、生産・販売に関する現場レベルでのオペレーションについて、かなり細かい領域まで理解することが求められます。

さらには、「ものづくり三法」や「食品リサイクル法」など、純粋な知識を求める内容も多く、極めようとするとキリがありません。

限られた時間の中で、試験でアウトプットできる段階まで膨大な学習範囲を定着させることは、一次試験共通の難しさのひとつと言えるでしょう。

実務経験が無いとイメージしにくい

運営管理では、製造・販売に関する現場レベルでの管理手法を主に学習します。

しかし、生産・販売に携わったことが無いと、用語の理屈は理解できても、実際に現場で活用されるイメージが湧きにくいです。

具体例として、過去問を見て見ましょう。

令和5年度 運営管理(オペレーション・マネジメント) 第14問

運搬活性示数は、対象品が置かれている状態から運び出されるまでに必要な取り扱いの手間数を表したものである。この運搬活性示数を、金属部品の加工職場で調査したところ、下表に示す分析結果が得られた。表内の空欄A~Cの運搬活性示数を求め、この職場の平均活性示数の値として、最も近いものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア 0.75
イ 1.00
ウ 1.25
エ 1.50
オ 1.75

「運搬活性示数」の計算方法などは、試験対策としてもちろん学習しなければなりません。

しかし、この問題に出てくる工程が行われているイメージがしにくく、計算はできるけど現場のことはよくわからないという感覚になりませんか?

私は営業職でしたので、工場など入ったことすらなかったですし、生産については全くイメージができませんでした。

この、「イメージできない」状況になると、暗記してもどこか腑に落ちない感じがして勉強が捗りにくくなります。

一方、製造現場で活躍されてきた方にとっては、前提として身に付いている知識も多く、大きなアドバンテージになるはずです。

経験が無いとイメージしにくい内容により、暗記などの学習を進めにくく、他の受験生との差が付くポイントになっていることも、難しさのひとつと言えるでしょう。

計算問題の出題も多い

運営管理では、知識問題のみならず計算問題も出題されます。

覚えるべき計算式も多く、本番で冷静に解けるように訓練しなければなりません。

こちらも具体例として、過去問を紹介します。

令和5年度 運営管理(オペレーション・マネジメント) 第15問

金属部品を人手で加工する作業の標準時間を計算するためのデータとして、

正味作業の観測時間: 5分/個
レイティング係数:120
内掛け法による余裕率:0.20 の値を得た。このとき、下記の設問に答えよ。

(設問1)
 この作業に対する外掛け法による余裕率の値として、最も近いものはどれか。
ア 0.15
イ 0.20
ウ 0.25
エ 0.30
オ 0.35


(設問2)
 この作業の標準時間として、最も近いものはどれか(単位:分/個)。
ア 6.25
イ 6.50
ウ 7.00
エ 7.50
オ 7.75

この問題では、製造現場の関するデータを用いて、「外掛け法による余裕率」と「作業の標準時間」を求める問題です。

計算方法さえ知っていれば解ける問題ですが、他にもかなりの計算式を覚える必要があります。

緊張感のある試験本番に、暗記した計算式を正しく使い、単位などに注意しながら正確に計算を行うには、経験や慣れが必要です。

このように、現場の状況分析のために計算問題が多く出題されることも、運営管理の対策を難しくしている要因であると考えられます。

見たことない用語も出題される

運営管理では、過去問で見たことのない新しい用語が出題されることも多くあります。

システムの進化や、生産・販売に関する法律の改定などがあれば、それらを反映する形で出題されるというわけです。

例えば、令和3年6月に「HACCP」という衛生管理手法を、すべての食品等事業者が実施しなければならないという制度が開始しました。

これに伴い、令和5年度の試験では「HACCP」に関する問題が出題されています。

令和5年度 運営管理(オペレーション・マネジメント) 第39問

平成30年に食品衛生法が改正され、令和3年6月1日から、原則すべての食品等事業者は「HACCPに沿った衛生管理」を行うことが義務化されている。HACCPでは、その導入に対して12の手順が定められており、そのうちの7つは、7原則と呼ばれている。この7原則に含まれている手順として、最も適切なものはどれか。

ア HACCPのチーム編成
イ 製造工程一覧図の現場確認
ウ 製造工程一覧図の作成
エ 製品説明書の作成
オ モニタリング方法の設定

「HACCP」については、過去にも出題実績がありますが、令和5年度には「TPMの自主保全」や「エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律」など、まったく新しい内容が出題されています。

やはり、経営は刻一刻と変化する経済環境に合わせて適応することが求められるものです。

中小企業診断士としても、最新の状況を知ったうえでこそ有益な助言ができるとし、試験の出題内容も変化していくのは当然かもしれません。

とはいえ、試験に合格することだけを考えれば、過去問でも見たことの無い問題に対応するのは難しく、合格率を下げている要因となっているでしょう。

運営管理(オペレーション・マネジメント)の難しさ
  • 膨大な学習範囲を効率的に学習しなければならない
  • 実務経験が無いと内容をイメージしにくい
  • 計算問題の出題も多い
  • 過去問に出題のない最新の用語も出題される

実際に試験を受けた感想

ここでは、実際に運営管理を学習・受験して感じてことをお話しします。

暗記を徹底することが重要

合格を勝ち取るために絶対に必要なのが「暗記」です。

上述した通り、運営管理の内容は生産・販売の現場レベルのオペレーションですし、計算問題の出題もあります。

しかし、イメージができなくても、知識や計算式が定着していれば問題を解くことはできます。

選択肢の文章もそこまで複雑ではなく、「知っているか」を問う問題が多い印象です。

学習を進める中では、とにかく知識・計算式を暗記することに全力を注ぐことが重要だと感じています。

知らない用語と出会った時に

実は、一次試験の本番で最も手ごたえが無かった科目が運営管理でした。

その最大の理由として、知らない用語がたくさん出てきて手ごたえが無かったことです。

しかし蓋を開けてみると、私の本番での得点は67点でした。

この得点に繋がった要因としては、頻出問題を確実に得点できたことだと感じています。

特に運営管理は、難化傾向にあり最新の用語が出てきやすい科目ですが、毎年問われる重要な論点があることは変わりません。

取るべき問題を確実に正答できるように、頻出論点の徹底的な学習を進めることが重要です。

運営管理の合格のポイント

ここまで、運営管理の難しさの理由と、私がげ句集・受験して感じたことをお話ししました。

それらを踏まえて、運営管理の合格を勝ち取るためのポイントをお話しします。

重要論点の暗記を徹底的に行う

学習の中で最も意識すべきは、「重要論点を完璧に暗記する」ことです。

まず運営管理の問題は、知識や計算式がインプットできていれば解ける問題が多いため、知っている知識を増やすことが非常に重要です。

さらに、暗記すべき内容は、テキストや過去問の掲載のある重要論点だけに集中させましょう。

そもそも運営管理に限らず、中小企業診断士・一次試験は60点を取れば合格です。

このとき、難しい問題や始めて見る問題に時間を割くのではなく、取るべき問題だけを確実に取れるように備えましょう。

取るべき問題については、TAC出版が公開している受験者の正答率が参考になります。

 A
(正答率80%以上)
 B
(60%以上80%未満)
 C
(40%以上60%未満)
 D
(20%以上40%未満)
 E
(正答率20%以下)
11(25%)15(34.1%)10(22.7%)7(15.9%)1(2.3%)
令和4年度 運営管理の正答率の分布

この分類では「A」や「B」が取るべき問題に該当します。

この時、「A」と「B」さえ確実に得点できれば、それだけで正答率は59.1%となります。

難しい問題や始めて見る問題に時間をかけず、重要論点を確実に得点できる方が戦略的ということが分かるでしょう。

イメージが湧かないときは調べてみる

運営管理の暗記を進める上で厄介なのが、知識のイメージがしにくいことです。

このときにオススメなのが、用語を学習したらネットで画像や動画を調べてみることです。

例えば、生産を行う機械の一種である「マシニングセンタのATC」という言葉を学習したとき、初学者だと全くイメージできませんよね。

こんな時、少しで良いので画像を検索してみましょう。

↑マシニングセンタのATC

なんとなく、「いくつかの器具が付いていて、それらを自動で交換して生産できる機械」という内容が理解しやすいはずです。

やはりオペレーションに関する内容は、文字としての知識だけでなく、画像や動画を見るだけで理解度が大きく変わってきます。

知識に対する具体的なイメージをつけることで、暗記の効率も高まっていくためオススメです。

計算問題は繰り返し演習する

計算問題の対策としては、まずは計算式を暗記し、あとは何度も演習を繰り返し定着を図ることがオススメです。

運営管理では、「経済的発注量」や「標準時間・余裕率」など、様々な計算式を暗記しなければなりません。

大前提として、これらの計算式については確実にインプットしておきましょう。

しかし、近年の運営管理の出題を見てみると、この計算式に基づいて形を変形したり、単位を調整したりすることが求められる問題も多くなっています。

このような、ちょっとした応用問題を解くためには、計算式を使いこなせるようになるまで演習を繰り返す必要があります。

問題集や過去問の同じ問題でもいいので、計算問題だけは何度も繰り返し演習を行うことで慣れていきましょう。

運営管理の合格のポイント
  • 重要論点の暗記を徹底的に行い、取るべき問題を確実に正解する
  • イメージが湧かないときは画像や動画を調べてみる
  • 計算問題は繰り返し演習をして定着を図る

実際に実践した勉強法

最後に、実際に私が実践していた学習の進め方・勉強方法を紹介します。

STEP
テキストで知識をインプット

まずは、テキストを使って知識・計算式を暗記します。

運営管理では、このインプットの段階が最も重要と考え、しっかり時間をかけて行いました。

生産・販売に関する知識は一切なかったため、イメージが湧かなくても画像を調べたりしながら、とりあえず暗記を進めることに注力します。

私は、TAC出版の「スピードテキスト」を使用していました。

やはり過去問出版社の中でも評価が高く、出版社独自の過去問分析が秀逸です。

覚えるべき知識や計算式が明確に分類されていますし、最新の出題を踏まえたうえで出題される可能性の高い内容をしっかりと押さえており、この一冊を極めておけば問題ないと断言できます。

また、具体的な暗記の進め方として、暗記アプリである「フラッシュカード」を使っていました。

自分好みの形式や内容で暗記カードを作成できるアプリです。ちょっとしたスキマ時間に暗記を進めることができますい、問題を自分で作りプロセスでも記憶定着が進むためオススメです。

STEP
科目ごとに問題集を解く

ある程度のインプットが進んだら、問題集を使ってアウトプットを行います。

私は、1科目(1章)の暗記が進んだタイミングで問題集を解いていました。

知識の定着度を確認することはもちろん、試験でどのような形で問われるのかを早い段階で知っておくことで、知識をより実践的なものに昇華することができます。

私は、TAC出版からテキストに合わせて出版されている、「スピード問題集」を使用していました。

単元ごとに漏れなく内容が掲載されていますし、過去問を中心とした実戦的な問題と丁寧な解説が付されており、知識をさらに定着させながらアウトプットを進めることができるためオススメです。

STEP
過去問を解く

最後は、ここまで学習してきた知識で過去問を解き進めます。

私は7科目すべての学習(テキスト+問題集)までが終わったタイミングで解き始めました。

1つの科目のインプットが終わったタイミングで過去問を解いて合格点が取れたとしても、他の科目の学習が終わったときにも解けるとは限りません。

全ての科目の学習が終わったときに、本番1日目と同様に、4科目分を一気に解く方が過去問を有益に使うことができるはずです。

また、間違えた問題や悩んだ問題はチェックしておき、内容を書き出した「まとめノート」を作成しておくことで復習にも活用していました。

解く年度数については、過去5年分を何回も繰り返し演習しましょう。昔の問題まで触れておくより、直近の出題傾向を完璧にしておきましょう。

過去問についても、TAC出版の「第1次試験過去問題集」を使用していました。

過去5年分の問題と解説が掲載されており、解説も非常に詳細でわかりやすいものになっています。

以上が、私が実践していた勉強方法になります。

とはいえ、学習の進め方については、それぞれ人に合った方法があるかと思いますので、ひとつの参考にしていただければ幸いです。

とにかく、運営管理の学習で重要なのは、「重要論点を確実に暗記すること」です。

100点を目指してあらゆる知識をマスターしようとするのではなく、重要論点だけを完璧にして60点超えを目指しましょう。

まとめ

当記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、中小企業診断士・一次試験を一発で独学合格するために、「運営管理(オペレーション・マネジメント)」について、科目の概要から難しさの理由、合格のポイントと具体的な勉強方法を解説しました。

中小企業診断士・一次試験は、膨大な学習範囲をいかに効率的に学習するかが重要な試験です。

運営管理については、とにかく重要な論点をしっかりと暗記し、確実に60点を超えるための「選択と集中」が効果的です。

中小企業診断士を目指す皆様が学習を進める中で、少しでも参考になれば幸いでございます。

他にも中小企業診断士に関することを記事で発信していますので、勉強の合間に是非とも呼んでみてくださいね!

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