勉強に向いているのは「朝型」or「夜型」のどっち?自分に合った勉強方法を見つけよう

「勉強するなら朝活が一番」「朝起きるのは苦手だし、夜の方が勉強は捗る」など、人は大きく朝型と夜型に分けられます。

そして、勉強に向いている型はどちらなのか、「朝方vs夜型」の論争には色々な意見があるようです。

  • 朝型と夜型はどちらが勉強に向いているの?
  • 自分は朝型なのか夜型なのかを知りたい
  • 自分にあった勉強スタイルを見つけて効率を上げたい

今回は、このようなお悩みを解決するため、「朝型」と「夜型」のどちらが勉強に向いているのか、そして、自身の型に合った勉強のコツをお話しします。

ちなみに、筆者は「超夜型」です。そして、自分に合った勉強のスタイルを理解して、受験勉強から資格試験など様々な場面で活用してきました。

勉強をより効率的に進めるためには、自分に合った勉強のサイクルを作り出すことが非常に重要です。

自分が朝型なのか、夜型なのかを知り、最も効率的に結果を出せる勉強スタイルを見つけましょう。

この記事でわかること
  • 勉強に向いているのは「朝型」か「夜型」なのか
  • 朝と夜を上手に使い分ける勉強のコツ
  • 自分が「朝型」か「夜型」かを診断する方法
目次

勉強に向いているのは「朝型」or「夜型」?

「朝型」vs「夜型」の結論

結論、「朝型と夜型に優劣はない」です。

そんなことを言ってしまえば、「結局どちらが優れているのかはっきりしなくて歯切れが悪い!」という方もいるでしょう。

しかし、「朝型」or「夜型」のどちらかが確実に勉強に優れているかを決め切ってしまうのは難しいです。

当記事では、その理由を詳しく解説していきます。

朝型と夜型に、勉強が捗る優劣はないと言える。

人によって朝型と夜型にはっきり分かれる

人間は、生まれた時から朝型と夜型にはっきりと分かれると言われています。

そのため、朝型or夜型で優劣をつけるのではなく、自分がどちらのタイプなのかを正しく把握して、自分に合った勉強のスタイルを確立することが重要です。

朝型の人は朝の方が捗るし、夜型の人は夜の方が捗るというわけです。

朝型の人が、わざわざ夜更かしして眠くなりながら勉強をしても効率は悪いのはイメージしやすいでしょう。

朝型と夜型のどちらかが優れているのではなく、自分に合った勉強スタイルがその人にとっては最も優れている勉強法であるということです。

自分が朝型か夜型かを知り、自分に合った勉強スタイルを確立する。

朝と夜で脳の働きに違いがある

朝型と夜型の優劣をつけ難い理由のもう一つには、人間の脳は朝と夜で働き方に違いがあることが挙げられます。

例えば、朝にはドーパミンの分泌が活発になり思考のキレが高まるなど、朝と夜それぞれで行うべき勉強内容が変わってくるのです。

このように、「朝型」と「夜型」で優劣をつけるのではなく、人間の脳の働きに合わせて朝に行うべき勉強と夜に行うべき勉強を区別して使い分けることで勉強の効率を高めることができるのです。

朝と夜で異なる脳の働きに合わせた、効率の良い勉強をする。

朝の勉強について

朝と夜では、人間の脳の働きは異なります。

朝と夜それぞれでどのような勉強をするべきなのかを知り、自分に合った最適な勉強のスタイルを探していきましょう。

朝に勉強するメリット

まずは、朝に勉強をするメリットをお話しします。

脳が冴えている

朝の時間帯は、睡眠によって疲労が回復できている状態です。

さらに、人間の脳では、起きて活動を開始すると「ドーパミン」「アドレナリン」の分泌が始まり、どんどん脳が冴えていきます。

朝は、神経伝達物質のひとつであるドーパミンが大量に分泌されます。ドーパミンが多く分泌されると、記憶や認知作用を司る中枢神経が強化されるため、ブレインワークのポテンシャルが上がるのです。

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つまり、朝の時間は脳がすっきりして活性化し始めることで、思考力や集中力が高まりやすい時間帯であると言えます。
脳が冴えていれば、純粋な思考力や集中力に加え、柔軟なアイデアを発想できるなどの様々なメリットがあります。

勉強と睡眠を両立した習慣ができる

朝早起きして勉強をする習慣を継続すると、夜になれば眠くなりしっかりと睡眠時間を確保することができるでしょう。

逆に、夜に更かしして勉強することが習慣になっていると、どうしても睡眠不足になってしまい、疲労が蓄積していくことでかえって効率が悪くなることもよくある話です。

早起きを習慣化することで、十分な睡眠を確保しながら学習を進めていくことができるのです。

一日の充実感が高まる

朝から早起きをして勉強すると、一日の充実感や達成感が大きいのもメリットです。

休日などにお昼ごろまで寝てしまい、一日を無駄にした虚無感を感じたことがある方は多いのではないでしょうか?朝の勉強から一日を始めることで、朝の時間を有意義に生かしたうえで、日中や夜などには思いっきり遊びに時間を割くことができるでしょう

勉強から始まる充実した一日を過ごすことで、勉強のモチベーション維持や自己肯定感の上昇にもつながります。

朝に勉強をするメリット
  • 脳がすっきりして活性化し始めることで、思考力や集中力が高まりやすい
  • 十分な睡眠を確保しながら学習を進めていくことができる
  • 一日の充実度が高まり、モチベーションや自己肯定感も向上する。

朝に勉強をするデメリット

朝の学習がうまくいかない要因も検討してみましょう。

早起きが苦手だと難しい

夜型の方がわざわざ早起きして朝に勉強をするのは得策ではありません。

どうしても朝が苦手で早起きができないという夜型の方は、朝の勉強を習慣化することが難しいのはもちろん、無理やり早起きしても脳が冴える状態になるまで時間がかかります。

「朝の方が脳が冴えているから朝方の方がいい」「優秀な人には朝型が多い」などと言われることもありますが、自分が苦手なことを無理やり行うのはかえって効率が悪いのです。

どうしても早起きが難しい日もある

早起きの習慣化がついてきても、夜まで飲み会があったり、残業をしなければならないなど、早く寝れない日が訪れてしまうのが現実です。

こんな時に、今まで早起きの習慣が無かった方だと、早起きをする生活リズムを作り出すことが難しく、毎日早起きすることをあきらめてしまうことも多いのです。

生まれつき朝が弱いという方は、無理矢理に朝方の生活に変える必要はないのです。

朝に勉強をするデメリット
  • 早起きが苦手な人が朝型にしようとするとかえって効率が悪くなる
  • どうしても早起きが難しい日が訪れ、リズムが崩れやすい

朝に勉強するべき内容

朝には「思考力」が必要な内容を勉強するべきです。

先ほどお話しした通り、朝の時間は睡眠によって疲労が回復し、脳が冴えてくる時間帯です。一日の中でも最も脳がすっきりと活性化した状態であるため、思考やアイデアの発想も期待できます。

そのため、単純な暗記科目などではなく、文章読解や計算問題などの思考力が必要な内容を行うと効率が良いと言われています。

脳が冴えている朝には、思考力が必要な勉強をすると良い。

夜の勉強について

夜の勉強も、朝と同様にメリット・デメリットがあります。

夜に勉強するメリット

まずは、夜に勉強をするメリットをお話しします。

勉強内容が記憶されやすい

人間の記憶は、日中に起こった出来事を短期記憶し、寝ている間に長期記憶として定着させます。

睡眠の重要な働きに記憶の固定があります。記憶の固定とは,日中に記憶したこと(学習や経験)を忘れないように脳に定着させることです。

第1回 睡眠と記憶について|知っていますか?「勉強に効果てきめんな睡眠」の手に入れ方 (konan-u.ac.jp)

そのため、寝る直前に暗記を行うと、その記憶が脳に定着されやすいと言われているのです。

寝ている間に記憶が定着するという脳の記憶のメカニズムを生かして、暗記を効率よく進めることができるのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。

確実に勉強時間を確保できる

夜の時間は、勉強をしようとすれば必ず勉強できるというメリットもあります。

朝に勉強をしようと早めに寝たけれど、早起きできずに結局勉強できないなんてこともあるでしょう。

学校終わりや仕事終わりであれば、寝る前に勉強を行うリズムを作っておけば確実に勉強時間を確保できます。

受験勉強や資格試験など、試験日までの時間が決まっているような勉強をしているのであれば、「勉強できなかった」なんて事態を回避するためには夜型の勉強は有効です。

夜に勉強をするメリット
  • 寝る直前に暗記をすれば、寝ている間に記憶が定着する。
  • 学校や仕事終わりでも、時間さえ確保すれば確実に勉強ができる。

夜に勉強をするデメリット

次に、夜に勉強するデメリットも検討してみます。

日中の疲労が溜まっていて集中力が保ちにくい

夜の時間帯は、一日の疲労が溜まりきって疲れている状態であることは言うまでもありません。特に、平日の学校終わりや仕事終わりは、今すぐにでも寝たいと考えるほどに疲れていることもあるでしょう。

このように、心身ともに疲れ切っている状態で勉強をすれば勉強は捗らない上に、さらに疲れをためてしまうことになりかねません。ご自身の体調に合わせて、無理のない勉強を進めていくように配慮しましょう。

ちなみに、筆者は完全に夜型の人間なのですが、どうしても疲れてしまって集中できないときには、その日だけ早く寝て朝に勉強をすることを習慣化していました。

自分の体調や疲労度を優先して、自分の「型」に執着しすぎないことが重要だと感じています。

夜に勉強をするデメリット
  • 日中の疲労が溜まっていて、集中できずに体を壊してしまうリスクがある。

夜に勉強するべき内容

夜には「暗記科目」を勉強するべきです。

夜に勉強するメリットでもお話しした通り、人間の記憶は寝ている間に定着します。

特に寝る直前などの時間には、単語などの暗記に時間を割くことで、寝ている間に記憶の定着をはかることができるためおすすめです。

記憶の定着を促しやすい睡眠前の夜には、「暗記科目」を勉強するべき。

「朝型」か「夜型」かを診断する方法

ここまで、ご自身が朝型なのか夜型なのかを知り、特性に合わせた勉強スタイルを確立することが重要であるとお話ししました。ここでは、ご自身がどの「型」に当てはまるのかをチェックする方法をお話しします。

人間は4つの「型」に分類される

「早起きが得意」、「夜更かししてしまう」などの生活リズムは、生まれた時から備わっている体内時計によって決まっていると言われています。

この、生まれつき人間に備わっている体内時計は、大きく4つの種類に分類され、この分類を「クロノタイプ」と言います。

そして、体内時計の4種類とは以下の通りです。

ライオン型(朝型)
早寝早起きが得意で、何をするにも午前中に調子が出やすいタイプです。無理をしなくても早起きが習慣化できるため、朝に勉強を行って夜はゆっくり過ごして早めに寝るようなルーティンが良いでしょう。

クマ型(昼型)
ライオン型ほど朝が得意なわけではありませんが、仕事や学校などの活動時間に最も適応しやすいタイプです。
時間帯によって顕著に調子が変わることも少ないため、日中のスケジュールや体調に合わせて柔軟に時間管理を行うと良いでしょう。

オオカミ型(夜型)
夕方から夜にかけて調子が良くなってくるタイプです。
朝の早起きが苦手で、午前中にはエンジンがかかりにくいため、無理に早起きをせずに夕方から夜に勉強をすることでパフォーマンスが向上します。

イルカ型(不眠型)
睡眠時間が少なくても脳の働きが落ちないような「ショートスリーパー」です。
夜は遅くまで、朝は早くから活動でき、勉強する上では便利な体質であるとも考えられます。
しかし、いくら睡眠が短くても大丈夫とはいえ、人間は気づかぬうちに疲労が溜まっていくものです。ご自身の体調や身体に常に気を使いながら勉強することに留意すると良いでしょう。

自分がどの「型」に当てはまるかを理解し、勉強が最も効率的に進められるスタイルを確立しましょう。

簡単な診断方法

ご自身のクロノタイプを知るには、「クロノタイプ診断」を行うと良いでしょう。

無料で簡単に行うことができ、自身のクロノタイプを知ることで勉強だけでなく、体調管理などにも生かすことができます。

まとめ

当記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、「朝型と夜型で勉強に向いているのはどっち?」と題して、朝と夜で働きの異なる脳に合わせた勉強のコツから、クロノタイプの分類と診断方法を解説しました。

勉強を頑張ることは本当に素晴らしいことですが、無理をして体を壊してしまっては本末転倒です。
自分のクロノタイプに合わせた勉強方法を確立し、結果につながる効率的な勉強を一緒にしていきましょう!

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